SGJ通信

固有技術を支える管理技術

 先日見学したモーターの巻き線機会社は、卓越した固有技術を有し、自動車や家電メーカーカーが、新製品に使用するモーターを製作する際には真っ先に声を掛けられる素晴らしい会社です。この会社を、「トップ企業」の立場から会社の運営状況を検討してみます。

 

 巻き線機械の固有技術に関しては、社歴60余年の経験により他社が追従できない卓越した技術を持っています。

 今回は、その固有技術を有効に発揮するための一般管理技術について紹介します。受注品の対象モーターは、殆ど新規の開発製品で、必ず立会検査があり、製作現場は5Sを実行せねばならない立場にあります。また、お客さんは品質問題を重視している大手企業なので、品質保証体制の整備は必須で、当然、ISO9001準拠の標準化が実施されています。また、殆どの製品は特殊設計品で短納期なので、設計と現場が密着し、ITを活用した小回りの利く生産管理が実行されています。

 

 このように卓越した固有技術を保有している会社が、「トップ企業」としての地位を確保して行くために、5S、ISO9001、IT活用の「トップ企業」のための「3つの要因」を充実させる仕組みを作っています。固有技術の巻き線械機の技術は、お客様の要望を取り入れながら、チャレンジャブル精神で常に最先端の技術開発を進めています。一般の管理技術は固有技術の開発を支える形で、CADをはじめ、新しい技術を取り入れ、技術の充実を図っています。

 

 そして、世界一の巻き線機メーカーを目指しているこの会社は、日本の良さをPRするため、「江戸間」「富士の間」で和風の歓談、エレベーターの中で富士山が見えるなど、外国人を意識した「おもてなし」の余裕も示しています。

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