SGJ通信

改善活動のテーマに「自動化、FA化」を

 今回、あるきっかけで、中小企業の自動化のコンサルタントの引き合いを受けました。顧みると、私の本来の得意技は、自動化/FA化です。不二越社内に自動化/FA化を展開、中小企業向けにロボットを活用した自動化システムを構築、そして、ロボットのエンジニアリング会社の社長の時、経営工学の技術士の資格を取得し、著書「知りたい搬送」と併せ、自動化の推進を販売支援の役に立ててきました。しかし、その直後、バブルの崩壊が発生し、人余り状態で、ロボットや自動化は不要な環境になり、中小企業大学校でも、自動化の講義がなくなりました。そこで、経営工学の技術士の得意技として、QC、IEを活用した「5Sと現場改善」、「ISO9001と生産管理システム」に特化して、中小企業大学校の講師を続け、自動化/FA化は学会関係の活動は行うが、表面化しない得意技としていました。

 

 最近は、人間型ロボットや3Dプリンタなどの話題とともに、ロボットや自動化が注目されて来ました。今後の少子高齢化のことを考えると、製造業にとって、品質確保と製造コストの両面から自動化の普及は必至です。改めて考えると、ものづくりの基本は自動化です。ものづくりはCAD/CAMの活用を含む人間の作業からスタートしますが、単純・繰り返し作業は自動化で行い、人は、物づくりの設計・開発あるいは、作業の改善・修理など、人間でなければできない作業に限定するようにしたいと思います。

 

 最近、機会を見つけて工場見学に参加しています。大手優良企業は自動化の観点から見て、自動化手法を活用した企業に成長しています。3DのCAD/CAMを上手に使いこなし、また、現場作業も改善提案を含め、自動化的ものづくりを強力に推進し、人の能力を上手に活用しています。バブル期のCIM/FAに踊らされた時代とは全く異なる、確実な自動化・無人化を目指した改善が進められています。

 

 一方、中小企業では、5S活動やISO9001の取り組みも十分できず、繰り返し作業や、雑用に人手を使っているケースが多くあります。改善活動の中に、「自動化」のテーマを加えるべきかと考えます。

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