SGJ通信

階層別人材教育で、素晴らしい改善活動を実施している工場見学記

  このたび、素晴らしい改善活動を実施している横浜ゴム三島工場を見学に行ってきました。この工場は、自動車用タイヤを毎日4万本生産している従業員900人あまりの工場です。この工場では15年程前にTPM優秀賞を受賞したが、10年程経過してみると、TPM活動を体験した人は半分程度になり、改善のレベルが低下しているのに気付き、改善活動を再開することにしたとのことです。これまでにISO9001/14001の認証、TPM優秀賞、自動車規格のISO16149の認証など、各種の受賞活動を体験しているので、今回はこれらの改善活動の成果を踏まえ、真に役立つ改善活動を目指したとのことです。

 

  今回の改善活動の重点を人材育成に置き、その目指す姿は「自ら気づき、行動できる人づくり」とし、継続的な活動を展開しています。人材教育は、作業者、リーダー、監督者の3グループに分け、それぞれに詳細な教育プログラムが作成され、教育が実施されています。作業者レベルでは、新入社員からリーダー候補まで、段階的に詳細な教育段階がプログラムされ、役づけ者の研修は、自ら考え、行動できる人材づくりとして、ものづくりの推進ができる人材づくりを目指しています。

 

 改善活動は、7つのムダ摘出の方式で問題を発掘するTPS(トヨタ生産方式) 、問題の解決を実行するTPM、階層別人材教育とサークル活動の3本柱で構成されています。TPMの改善活動は、TPMの基本である「自主保全の3ステップ」の実行に重点をおき、初期清掃、発生源困難箇所対策、仮基準書づくりの現場改善の基本を繰り返し実施しています。問題と改善の実行成果は53の各サークルがまとめ、各現場で成果を張り出し、また、毎月3サークルの全社発表で行われます。改善の基本としてのTPSとTPMの基本的技術をしっかり学習してそれを確実に実施し、その成果を上げるために「階層別人材教育」を組織化して独自性を発揮し、効率的に実行している点が素晴らしと感じました。

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